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二次元葬 一章

初めて3D映画を観ましたが、正直あんまり3Dに見えなくてさらに映画的にも3Dにする必要がなかったんじゃ・・・?とか思ってしまった、こんばんはのむヨーグルトです。

例の世界でも有名な海賊が永遠の命を求めてあっちにふらふらこっちにフラフラする映画です。


えっと、今日はとても嬉しいことがありました。
以前私たちが制作した「Versprechen」というノベルゲームに温かい感想をいただきました。
気付くのが遅れて、返信できませんでしたが・・・もしここを見られていたら心からお礼を言いたいです。
ありがとうございました!
またちゃんとした形でお礼を言いたいですが、今はこんな形で感謝の気持ちを表したいと思います。

と、いうことで以下拙いですが連載という形で小説を載せていこうかと思います。
(書くのが遅いのと、すぐに飽きてしまうので一気に書かずに少しずつ進めようという魂胆です;;)
もし興味がありましたら、少しだけお時間をいただけると嬉しいです!



~あらすじ~
 今より少しだけ科学技術が進んだ世界、「二次元葬」と呼ばれる葬儀が注目を集めていた。
故人の生前の要望により、式場をアニメや漫画一色にしたり、アニメキャラに扮したおくりびとが一切の世話をしてくれるというものだ。
青年・冴木 滋はそんな二次元葬に特別な想いを抱いた一人だった。

本編は追記からどうぞ↓↓


◆二次元葬◆


 思えば、そんなに悪い人生でもなかった。
普通の、良くも悪くもない高校に入り、親との確執もなくのんびりと過ごす毎日。
忙しいと言えばバイトや友達と遊ぶこと、まぁ、そんなところだ。

今はもう、何十本もの花に覆われた冷たい体なので、そんな些細なことも何一つ出来ないけれど…。


   一章 「冴木 滋」   一回目


 だいぶ前に読んだ小説に、こんな言葉が書かれていた。
”言葉ほど人を癒し、傷つけるものはない”
確かにそうだと思った。
たった一言が相手の人生を大きく揺さぶることがある。
それを知っていたから、その言葉に共感を得たのかも知れないが、実際自分がそんな目に遭ったかと言われればそれは別の話だ。
気にも留めないような変化は少なからずあっただろうが、人生を…というまでのことは一度もない。
それはそうだ、僕にそんな人生の変革が訪れる要素がそもそもないのだから。
平凡な毎日に沿った、至って平均的な学力に家庭。おまけに運動神経も容姿もまぁ人並みとくれば、自然と性格は”普通の奴”になるってものだ。
そう、おれは至って普通の奴だった。
強いて言えば周りの奴より小説が好きってことが特徴だろう。
SFだとか推理系は特に好きで、週に3日はまだ読んだことのない新刊が出てはいないかと本屋に通い詰める。
ただの本好きだと言われてしまえば、僕に残るものは他になかった。
そのおかげか、そこそこの友達を持ち不自由のない学生生活を送り、誰かに目を付けられることもなく高校生活を送れる。
何一つ不満もない人生。
成功とも敗北とも言えない、そういう人生(ストーリー)なのだ、この世界は。

 僕、冴木 滋は生前の望み通り”構成された世界”で第二の人生を始めた。
ここに来て2週間目の夜明けを迎えている。
自殺で享年26歳だった僕は、この新しい人生を高校生活のある日を基準にスタートした。
まだ僕が生きていたとき、たまたま自宅アパートのポストに入っていた”二次元葬”の広告を見たのがきっかけだった。
別にそれ自体が自殺を促すような危険な広告ではなかった確かだ。
至って一般的なうたい文句と、風変わりなサービス内容が書かれたそれは、僕にとって興味の対象でしかなかった。
ほんの少し気になったというぐらいのもので、たまたま記載されていた事務所の住所がそう遠くないところだったことから、覗いて見るぐらいいいかと思ったのだ。
ちょうど自身に災難が続いていた事とまるで空想世界の設定に心が躍った事が重なり、そういう考えに至ったのだろう。
つまりはあれだ。
生前葬というものをして、今までのつまらない自分と別れを告げようと馬鹿馬鹿しい思考を走らせたのだ。
結果、事務所を訪れて10カ月後に自殺したわけだが…もう一度言っておく。
二次元葬をサービスとして取り扱う『株式会社 ホープワーカーズ』は法に触れそうな胡散臭い企業ではなく、自殺を促すような怪しげな団体でもない。
この死は…僕自身の揺るぎない信念が呼んだ、僕の業だった。
それを止めようとしたのも、受け入れたもの、『ポープワーカーズ』代表取締役の”豆田 一希”だったことは、僕以外誰も知らない話だ。
自分にとって不都合なことが一切ない、第二の人生を僕は今満喫している。
やはり自分の決断は間違っていなかった、そう自室の窓から青く澄んだ空を見上げて、僕は深く息を吸った。


                                                つづく
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[ 2011/06/01 19:07 ] 二次元葬 | TB(0) | CM(0)
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